『片思い世界』いろんな感情に振り回された話。

映画。

傷つきとか、悲しみとか、嬉しさとか。
鼻の奥がツーンとなるような、
いろいろな感情の涙が出る。

『片思い世界』。

観た人と、話したくなる。

序盤から、小さな違和感がある。
それが、少しずつ積もっていく。

3人の奔放さが一瞬忘れさせてくれるが、
また戻される。

違和感は、やっぱり積もっていく。

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以下よりネタバレがありますので、ご注意ください。

ネタバレあり感想

この違和感は、
わりと早い段階で分かる。

この3人が少年犯罪に巻き込まれて亡くなっていているって分かったとき、
スッキリするが、新たな疑問が生まれる。

これはファンタジーなの?片思い世界って??

その考えが、少し邪魔になる瞬間もあった。笑

でも、とあるシーンで、
それが一気に飛んだ。

優花がママと心を通わせに行くシーン。
ママは再婚し、妹が生まれている。

そこで出てきたセリフ。

「あんなに早く死ぬなら、産まれてこなくて良かった。」

何。このセリフ。

今まで聞いたことない。

そりゃそうだよね、
死者と話すことなんてないし。

こんな会話、
地球上で聞くことないじゃん。

泣いてるのに、
ちょっと感心してしまう、この感じ。

そして、さくらの言葉でも、またやられる。

「知りたいからだよ、なんで殺されたか。私いつも信号守ってたよ。火遊びもしなかったし、お菓子食べてばかりもしなかった。なんでか分からないまま殺された。」

……無理。

小さい頃のままの言葉で、
そのまま刺してくる。

それがキツい。

はい、また号泣。

理不尽さとか、怒りとか、悲しみとか、
そういうのを、
こんな言葉でぶつけてくるのがエグい。

美咲のクライマックスで、とどめを刺された。

嗚咽するほど泣いた。

✏勝手な、偏愛視点。

ちょうど『マインドハンター』を視聴中だった私は、
この犯人に既視感を覚えた。

出所したあとの、優花のママとのシーン。
絶対止まらないやつだと思ってしまった。

周りに人がいても、警察がいても、関係なくいくタイプ。

もう、物理的に止めるしかないやつ。

そこが妙にリアルで、かなり怖かった。


合唱シーンで、
あんな気持ちになるとは思わなかった。

3人の12年間を見て、また泣いてる。

いろんな涙、体験させてくれるやつだった。

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