『プラダを着た悪魔』アンディへの感情移入が、昔と全然違っていた話。

映画。

『プラダを着た悪魔2』が公開されると知り、
久しぶりに『プラダを着た悪魔』を観返した。

真の悪役は、ミランダではなくネイト?というトピックを見て驚いた私。

当時はハッピーエンドっていう記憶だった気がする。
これはまずい。
2を観にいく前にちゃんと観返さないと。

▶️この作品を観る

案の定、当時とは全く違う感情が
大爆発してしまった。笑

以下ネタバレでーす。

ネタバレあり感想

正直、全く抱く感情が違った。

なぜなら私は、序盤からアンディに苛立ってしまったのである。

どのベルトも同じに見えると笑ったアンディに、
「本当に価値のある仕事は別にある」
とでも思っていそうな空気を感じ、
好きでやっている人たちの積み重ねまで
軽く扱われたような気がして、
私の中のミランダも火がついた。笑

自分だって、
なりたいジャーナリストだかなんだか知らんけど、
そんな風に鼻で笑われたら、
カチンと来ると思うよ。

でもスクリーンのミランダはとても冷静に、
アンディが着ているセルリアンブルーのセーターが、
どこからきたのかを淡々と話し始める。

あの静かな圧が最高に痺れる。笑

私はそこがテンションが上がったかも。

その後、ナイジェルに泣きつくところを観て私はまた苛立ち、
彼にたしなめられるところで、胸スカしてしまった。

そう、きっとアンディに甘えを見てしまったのかもしれない。

なぜ私はこんなにも変わってしまったのだ?
自分がファッションが好きだから?
当時は逆だと思っていたのか?

ファッション業界から下にみられていたアンディを、
応援するお仕事ムービーだと捉えていたのかも。

そんなことを言いつつも、
奮闘するアンディにすっかり自分を重ね、
彼女を応援しながら観るんだけどね。

ネイトが悪役では?記事の件ですが、
…激しく同意。

恐るべし、社会人10年超の私。

初めてこれをレンタルで観た時は、
キラキラした世界に夢をみて、お仕事ムービーに思いを馳せていた私。

アンディがどんどん変わってしまうことに、
寂しさを感じる親友や、ネイトの気持ちしか分かっていなかった。

ところが時を経て、今。

アラフォーになり、仕事に揉まれ、
仕事のなんたるかを上からも下からも教えてもらい。
今なら言える。

「ネイトよ、なぜアンディを応援してくれないんだ」と。

アンディ、
今いちばん踏ん張ってる最中なんだが!?笑

ジャーナリストになるために、
ミランダの元で今に向き合って頑張っているのに、
なぜ応援をしてくれない!!と
私の中のアンディは、苛立っている。

2000年代に観た時と、
2020年代の今観るのとでは、
アンディへの感情移入の仕方そのものが、
完全に変わってしまっていた。

当時も「仕事を頑張る女性」を
応援する空気はあったと思うけど、
今のほうがもう少し、
そういう女性にウェルカムな空気な気がする。

ジェイムズ・ホルトブランドの共同パートナーになると
はしゃぐナイジェルが可愛い〜♡
ここのアンディとナイジェルの友情にウルルン。笑

なんて思っていたら、
ミランダが解任され、
ジャクリーヌ・フォレが新編集長になるという話を
アンディが知ってしまう。

そこからなんとかしようと奔走する姿も健気で可愛い。
(ヒールで走っているからか、走り方が少し変なのも愛嬌。笑)

しかし、ミランダの画策により、
ホルトの共同パートナーになったのは、
ナイジェルではなく、ジャクリーヌ・フォレ。

その後のテーブル席での、
アンディ・ナイジェル・ホルト・クリスチャンの
表情と視線だけで、
いろんな感情を察してしまう。

そして私は
ナイジェルの気持ちを蔑ろにしたミランダに呆れて、
その後にアンディが
ブッチするところにブラボーって言いたくなったよ。笑

離婚することになるって、しおしおしていた
すっぴんミランダに同情したあの時の気持ちをどうしてくれるの。

そしてアンディがブッチした後に、
新しい出版社の面接に行ったところで、
陰ながらミランダが助言していたシーンのことも完全に忘れていた。

当時見たときと捉え方も感じ方も全く違っていて、
映画を見直すってこともいいかもしれないね。

当時の私は、
「ダサい女の子が、ハイブランドを着こなし、仕事もバリバリこなし大変身を遂げる」
というところしか覚えていなかったみたい。

現に海外ドラマ『アグリー・ベティ』と、
記憶がごっちゃになっていたしね。
(このドラマも好きだった。ウィルミナのせいで私は一生、水玉の服を着れなくなった。笑)

さーて、2を観に行きますか!

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