『はじまりのうた』私の好きな日常が、映画になる瞬間。

映画。

私はアダム・レヴィーンの歌声を聴くと、
いつも思い出すシーンがある。

映画『はじまりのうた』の、ある場面だ。

色々な名シーンがある映画だけど、
不思議と反芻されるのは
意外と普通のシーンだったりする。笑

デイヴの受賞スピーチを見た後の、
グレタとスティーヴの
酔っぱらいレコーディングシーン。

曲を作るきっかけになった、
その二人の空気がすごくリアルで、
この関係がすごく好きだ。

私も、友達とこういう話をすることってある。笑

映画だけど、
映画っぽくない。

その流れから曲が生まれて、
まさかのデイヴの留守録にレコーディング‼︎

演出というか
アイディアというか…。

センス良すぎて、ひっくり返った。笑


この映画には印象的なセリフが多いけれど、

私が一番好きなのはこれ。

「音楽の魔法だ。

平凡な風景が意味のあるものに変わる。

陳腐でつまらない景色が
美しく光り輝く真珠になる。音楽でね。」

これこれー!

これを私は、ずっと言葉に出来なかった。

学生の頃から今も、
移動中はいつも音楽を聴いている。

好きな音楽を流しながら、
街を歩く。

音楽に没入していると、
まるで映画の主人公になったような感覚になる。

私はその感じが、ずっと好きだった。

それをニューヨークの街並みで、
映画のシーンとして観る時が来るなんて!

音楽を流しながら街を歩くと、
いつもの道が少しだけ映画みたいに見える。

そう。

あれは、きっと
自分のサントラを流していたんだ。

「プレイリストで性格がわかる。」

これも分かりみすぎる。

自分でシーン別に、
好きな曲順で作っていたし、
人に見せるのは気恥ずかしかった。

一台のiPhoneにスプリッターをつけて、
二人でイヤホンを分け合って聴く。

あのシーン、エモすぎる。

この一連のシーンを観られただけで、
私にはこの映画を観た価値があった。

映像とセリフで表現してくれて、
「ああ、これだったんだ」と納得した。

これは私の短い(笑)映画史に残る、名シーンになった。


あ!あとは、
ニューヨークの街中レコーディング!

そのアイディアを聞いた瞬間、
トリハダが立った。

公園のざわめきも、車の音も、
その場に、その瞬間に、ある全部が音楽になっていく。

音の一期一会。笑

「平凡な風景が意味のあるものに変わる。」
このセリフが、
ここでまた効いてくるとは…!

美し過ぎる。

公開から10年後に初めて観たのに、
画期的すぎて震えた。

こういう瞬間に出会えるから、
やっぱり映画はやめられない。


▶️『はじまりのうた』を観る

※配信状況は変更される場合があります。

私のサントラが、また一つ増えた。

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