『竜とそばかすの姫』泣いて、えぐられて、好きだと思った話。

映画。

開始15分で泣いた『竜とそばかすの姫』。

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観終えて思ったこと

既視感を覚えたところもあるし、
辻褄が「ん?」ってなるところもあった。

でも、何度も思い返してしまうシーンがあって、
それだけでこの映画が好きだと思った。

主人公・鈴の歌声も良くて。
あれを聴けただけでも、観た意味あったなって思う。

ここから先は印象に残ったシーンの話をするので、
これから観る人は、観たあとにまた来てくれたらうれしいな。

ネタバレあり感想

開始15分で、鈴の過去がでてくる。
母親がとある事故で亡くなっていることを知るんだけど、
その亡くなり方が、切ない。

肯定も否定もしづらいというか…
ただただ、つらい。

冒頭の鈴の態度も、
ただの思春期じゃなかったんだ、と腑に落ちる。

その後にニュースやSNSのコメントが流れたとき、
あ、これ自分も普通に話してそう、って思った。

あのコメントの中に自分もいる気がして、ドキッとした。

母を失って悲しんでいる鈴のことを、
自分も抉ってるような気がして、
イヤになる。

そんな余韻を引きずったまま、
ベルのライブに竜が乱入して、ジャスティンが出てくる。

正義が、暴走していく感じ。

あぁ、もうダメ。
さっきのイヤな感じに、さらに追い打ちがくる。

最近、この感じ、別の映画でも観た気がする。

ある配信者さんが、言っていた言葉を思い出した。

「暴走する道徳」

「善意のカルト化」

あぁ、これかもしれない。

良いことをしているけど、
でもどこか怖くて、
だから余計に、正解が出ない。

そんなことを考えながらも、
映画は進んでいく。


私が一番泣いたのは、ベルのピンチに、
合唱団の諸先輩方が駆けつけてくれるところ。

ずっと見守っていてくれたからこそ、気付いていたんだと思う。
鈴のこと。

ママを亡くしてしまった鈴を、
本当に大事に、大事に、
近くで優しく見てくれていたんだなって。

そう思ったら、勝手に走馬灯みたいに
それまでのことが頭に浮かんできて、
(そんなシーンないのに。完全に私の妄想なんだけど!笑)
嗚咽しながら泣いていた。

たぶん、ここでここまで泣く人は少ないと思う。笑

結局、このシーンで全部持っていかれて、
中村佳穂の歌声にやられて、
Uの世界観にハマって、
気付いたらまた、この映画を再生している。

この余韻、音楽の力も大きいと思う。
サントラ、気づいたら何回も聴いてる。

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