『動物界』見た目が違うことに、反射的に反応してしまった自分の話。

映画。

予告で救急車から動物化した男が出てくるシーンを見て、
気になって観た『動物界』。

「アニマライズスリラー」とあって、
これはもしやゾンビ的なナニカが巻き起こす、
パニック系の作品ではないか…?と
ワクワクして再生した。

フランスの作品というのもあり、
結構早い段階で、
「あ、これは違うかも」って切り替えられたのが良かった。

▶️この作品を観る

ネタバレあり感想

エミールたちが立ち寄った場所で、
フードを深く被った子が、
フクロウのような大きな羽根で身を隠していた。

その羽根の隙間から見えた目が、
人のそれとは違っていて、
私は図らずともビックリしてしまった。

ニナが登場して、彼女の行動を見ているうちに、
見た目が違うことに反射的に反応してしまう自分が、
つくづく嫌になってしまった。

ニナやフランソワは、
それを当たり前のように受け入れているのに。

そんな中で、
フィックスとのやり取りを見ているうちに、
あのとき感じた「怖さ」は、少しずつ薄れていった。


動物化が進んでいくエミールが、
森や草原を駆け回るシーンでは、
思わず笑顔になった。

魚を獲ったり、自由に走り回ったりする姿を見ていると、
なんだか私もエミールと気持ちが重なった気がした。

あの時間は、
自然の中で生きる感覚に、
少し触れていた気がする。

その映像があまりに美しくて、
気づけば引き込まれていた。

同時に、
「この自然を減らしているんだよな…」
ということも頭をよぎって、
なんとも言えない気持ちになった。

色々な感情が溢れて、
観終わった後も余韻がすごかった。

観始めた時と、全く印象が変わる。

見放題になったらまた観よっと。

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